忍者ブログ
2024.11.22 Fri
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008.08.25 Mon
■ いよいよ登山開始 ■

▽22:25
富士スバルラインをバスで駆け登る事約50分。
ようやく富士山五合目・河口湖口に到着☆

バスから降りて思った事☆
①あー1年ぶり(^-^*)キター
②暗い…人が居ない(去年は午前中に着いたので混雑してた☆)
③寒ぶっっっっ∑q|゚Д゚|p

もう少し売店が開いているかと思ってたんだけど、小規模な店が一つしか営業していませんでした…。
しかも今か今かと店終い中。

とりあえず駆け込んで、トレーナーを着込んで登山の準備をしました☆



五合目の標高は約2,305m
富士登山に於いて、問答無用のドクターストップは「高山病」です。
主な症状としては、呼吸困難、頭痛、めまいなどがあるんだけど、登山中にこの症状に襲われるとそこで終了…。下山を余儀なくされてしまうのです。
高山病の原因は高地の気圧低下による低酸素状態。

って事で、バスで2,300mも一気に登って来た体は、その標高に慣らす必要があるのです。
バスでは当然耳もおかしくなります(;^_^A

ここではまず時間程掛けて準備運動をしました☆

▽22:40
さて、そろそろ出発☆
真っ暗闇へいざっ!!
といき込んだのですが、意外に月明かりが明るくて(^▽^;)
ヘッドライトが無くても薄っすらと道が見える感じでした☆

五合目から六合目は何でも無いハイキングコース程度の道のり☆

慣らしも兼ねてゆっくり登っても30分位の道のりです☆

▽23:15
六合目到着☆
去年の記憶が蘇ります☆
ここには安全指導センターがあり、スタッフが常駐していますφ(・ω・ )

▽0:11
日が変わって七合目到着☆標高2,700m
六合目から七合目までは緩やかな砂利道がウネウネとひたすら続き…
最後にちょっと岩場が出現します。



▽1:29
八合目の山小屋、太子館前に到着☆標高3,100m
七合目から八合目は標高差400mの険しい崖道。
足元を確認しながら確実に登らないと危険な道です。



さて…「八合目」の表示に喜ぶも、ココからが地獄。
初めて来た時はその道の険しさに苦しみ…
何よりもテンションに影響する事態が…。

とりあえず身近な目標として登山道の途中にある山小屋を目指すのですが…。

ココからしばらくはどれだけ登っても、山小屋の名称の上には「八合目」と書かれているのですΣ(・口・)

挙句の果てには「本八合目」の表示が…
えーっ( ̄Д ̄;) !!
じゃぁさっきの偽八合目かよーΣ(゚Å゚)ってのが四回も続きます(笑)



▽3:28
登山を始めてから約五時間。。。
ようやく本八合目に到着☆標高3400m

ここでいよいよ山の洗礼を受ける事になりました…。
さっきまで気持ちの良かった天候は一変!!
体が流される程の暴風が吹き荒れ、気温は一気に2℃に(´Д`)
顔面が痛い程の砂嵐に攻撃され…
向かい風で前に進まず。
空気は薄くて息は上がり…

何より何より「寒い」。

今回もナメた装備に敗北寸前(笑)

ここでペラペラのレインコートを羽織って寒さを緩和っ☆



▽4:10
標高3450m、ご来光館前に到着☆



あまりの寒さに途中で"卵スープ"を買ってしまいました…。
ここまで来るとペットボトルの飲料は一本500円。
自分の飲んだ卵スープは紙コップの小サイズで400円でした(-ω-。)

ってかあと350m…
この辺は一歩一歩が重たくて…
更に今回は突風が激しさを増したので、100m登るのに40分程掛かってしまいました。

日の出は五時。
これは…時間までに登頂は難しいカモ…。

▽4:52
あーやばいっ∑(´□`;)
薄っすらと空が茜色に染まって来た…



▽5:10
頂上はすぐそこなんだけど…
日の出の時間です。

皆が立ち止まり東の空に目をやります。
太陽の頭が見えてきました☆

とその瞬間!!

澄んでいた東の空が僅か1分程度で霧の中にっっっっっっ
ガ━━━━∑(゚□゚*川━━━━ン!

何の嫌がらせじゃーー(T△T)
太陽の暖かさも光も全てシャットアウトっ。
薄暗い世界が広がります…。

って事で、ショックもそこそこにとりあえず山頂を目指します。。



▽5:28
頂上の鳥居が見えてきました☆
丁度その時☆

一瞬霧が晴れて太陽の暖かさがヽ(=´▽`=)ノ
おぉ…綺麗やなぁ…



そしてまたすぐに霧に覆われた山頂付近。
いよいよ、富士山登頂です☆



▽5:30
ついに頂上に到着しました☆
今回は約7時間掛かりました。
前回よりもプラス2時間。
やっぱり夜間・そして暴風という事で仕方ないかな。

山頂にはそれはそれは多くの人が居てごった返しの状態でした。



いや~やっぱり頂上は別次元の世界です。
素晴らしい雲海、そして朝日…
前回とはまた違った達成感と光景に感動です☆



ただ…
今回は極めてワタクシ本人の状態が悪く(;^_^A
山頂の気温は-1℃。
に加えて吹き荒れる暴風。

ジーンズにトレーナー、レインコートのヘボ装備の俺は…
凍え死にそうな訳です。

更には18切符計画によりこの時一睡もせずに36時間を迎えていました。
コレは計画唯一の失敗かななんて(笑)

体がヤバくて、一刻も早く移動したい感じでヾ(;´▽`A``
余韻に浸っている状態でも無かったです。

が、霧が晴れて素晴らしい景色が広がったのでとにかく写真をパチリ☆



凍りかけの体を少しでも回復させるべく、
山頂の山小屋で"一杯1,000円"の素うどんをかきこんで下山を開始したのでした…。

■Orenchi cafe ▷ Orenchi cafe のホームページ

拍手[0回]

PR
Post your Comment
Name
Title
Mail
URL
Select Color
Comment
pass  emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
  BackHOME : Next 
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[02/01 だんじりファイター]
[01/31 タカc]
[01/13 みっく]
[11/22 九州]
[11/19 松原由紀]
[10/05 かすみ]
プロフィール
HN:
Y.miyamura
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/01/29
職業:
cafe オーナー
趣味:
何でも創作
自己紹介:
▽1997-1998
・大阪あべの辻製菓専門学校 通学

▽1998-2002
・花とお菓子の工房 フランシーズ 製造勤務

▽2002-2007
・神戸国際調理製菓専門学校 講師勤務

▽2007
・全国津々浦々の旅など…
  自分探し&気分充電☆

▽2008
・コンディトライ神戸 神戸阪急店
  商品開発・製造勤務

・菓子工房タンドル
  非常勤製造勤務・情報処理開発担当

▽2009-
・orenchi system(仮)
  PC保守作業・システム開発


って感じです☆

専門学校の講師も含めて洋菓子には長く携わっているので、お菓子に関する質問は何でもどーぞ(゚∇゚*)


■BBS ※質問はコチラ
ブログ内検索
アクセス解析

orenchi.net diary wrote all articles.
Powered by Ninja.blog / TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]