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2008.05.29 Thu
昨今、食に関する不祥事として、偽装や期限切れの問題が大きく取り上げられています。

家の冷蔵庫に入っている食品の期限が1日切れていました…Σ(・口・)

捨てる?

いや、大概の人はそのまま食べると思います。

自分でお金を出したからOK?
それとも食品として大丈夫だからOK?

食料自給率30%…
何が言いたいのか解って頂けますかね(;^_^A?

例えば、少し前に大問題になりました「赤福」問題。

創業時からの伝統あるお菓子。
その昔…(明治時代とか)
商品として作って余りました。
貴重で大切な御米で作ったお餅。
痛み易い餡を廃棄して、お餅をつき直して「再利用」しました。

勿体無い。
食べ物を粗末にしない。
これは一種の文化だったのではないでしょうか…。

定められた基準や法を犯した、「偽装」を肯定するつもりはありません。
この時点で消費者を欺かれては、何を信用していいか解らなくなりますから…。

ただ、自らの五感で判断できなくなってしまう寂しさというか…
腐った匂い、痛んだ感触、劣化した色…
本能として大切なものが衰えていくのはとても問題だと思います。

最近騒がれている「船場吉兆」の数々の不祥事。
使いまわししていたのに気付けない…
それを流石☆一流☆なんて言って食べていた人達。
もちろん、この不祥事も提供者としてお客様の心を裏切ったものであり、酌量される点は全くありません。

ただ…ブランドって大事だし、そこには「信用」という付加価値もあるんだろうけど、自分的にはなんか引っ掛かります。

だから、自分はケーキの世界も同じ視点。

単純に言ってしまえば、嗜好品であり「旨い」か「不味い」で済むし、それでイイのかも知れませんけど…。

話題のケーキ = 美味しい
有名シェフのケーキ = 美味しい

( ̄△ ̄)…?

結局何が言いたくて、どーなのかってのは上手く纏まらないですが…(笑)

報道される非難轟々の事実から、「消費者」としての自分は何を思って何を学ぶのか…
問題だけをこれでもかと攻め立てるだけでは進歩がありません。

文化をはじめとした「食」に関する意識の持ち様を、少しキチンと考えたいなって思います。

■Orenchi cafe ▷ Orenchi cafe のホームページ

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プロフィール
HN:
Y.miyamura
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/01/29
職業:
cafe オーナー
趣味:
何でも創作
自己紹介:
▽1997-1998
・大阪あべの辻製菓専門学校 通学

▽1998-2002
・花とお菓子の工房 フランシーズ 製造勤務

▽2002-2007
・神戸国際調理製菓専門学校 講師勤務

▽2007
・全国津々浦々の旅など…
  自分探し&気分充電☆

▽2008
・コンディトライ神戸 神戸阪急店
  商品開発・製造勤務

・菓子工房タンドル
  非常勤製造勤務・情報処理開発担当

▽2009-
・orenchi system(仮)
  PC保守作業・システム開発


って感じです☆

専門学校の講師も含めて洋菓子には長く携わっているので、お菓子に関する質問は何でもどーぞ(゚∇゚*)


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